リーグ連覇と日本一奪還を目指すソフトバンクが30日、福岡市の筥崎宮で必勝祈願を行った。約4900人のファンが見守る中、引き締まった表情で参拝した小久保裕紀監督は「今年のホークスにかける期待を最初に感じる場所なので、スイッチがオンになる。最後までハッピーで終わるという目標に向かってやるだけ」と意気込んだ。
王貞治球団会長や選手ら約150人が参加した。昨季に続き選手会長を務める周東佑京内野手は「チームの先頭に立って走っていきたい」と笑顔で話し、城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は「勝つだけでなく、魅力ある選手を育てないといけない」と責任感を漂わせた。