青森県むつ市で使用済み核燃料中間貯蔵施設を運営するリサイクル燃料貯蔵(RFS)が、日本原子力発電の原発の燃料を2027年度に初めて受け入れる新たな貯蔵計画をまとめたことが30日、関係者への取材で分かった。今月中に原子力規制委員会へ届ける。
RFSは原電と東京電力の使用済み燃料の一時保管を担うため、両社の出資で設立。東電からは昨年9月に新潟県の柏崎刈羽原発の燃料が搬入済み。
関係者によると、原電の使用済み燃料を入れた金属製専用容器を、27年度に福井県の敦賀原発と茨城県の東海第2原発から1基ずつ搬入する。新たな貯蔵計画には東電から同年度に届く燃料数も盛り込む。