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事件前、娘が「殺したい」と発言 札幌の頭部切断、家族が証言

共同通信 2025年1月30日 19時25分

 札幌・ススキノのホテルで23年に起きた男性殺害、頭部切断事件で、殺人罪などで起訴された娘を手助けしたとして、殺人ほう助罪などに問われた精神科医の田村修被告(61)の裁判員裁判公判が30日、札幌地裁で開かれた。証人として出廷した妻浩子被告(62)は、検察官から、娘が事件前、男性とトラブルになり「絶対に見つけて仕返しをする。殺してやりたい」と言ったのではないかと指摘され「そういうことだ」と認めた。

 検察側によると、浩子被告は娘の瑠奈被告(30)の発言について、逮捕前の事情聴取で説明したという。

 浩子被告は事件で死体遺棄ほう助罪などに問われ、修被告と分離して公判が進められている。

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