原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡る説明会で「処分場を北方四島に建設してはどうか」という参加者の発言に、資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)の幹部が同調するような発言をした問題で、北海道の鈴木直道知事は30日、武藤容治経済産業相とNUMOの山口彰理事長からそれぞれ電話で謝罪を受けたと明らかにした。
北海道は問題発覚を受け、エネ庁とNUMOに抗議していた。
30日に道庁で記者会見した鈴木知事によると、武藤経産相は29日に「職員の軽率な発言でお騒がせをして申し訳ない」と謝罪した。