知人が死亡したと偽って生命保険金約1200万円を詐取したとして、警視庁新宿署は31日までに、詐欺や偽造有印公文書行使の疑いで、事件当時メットライフ生命保険の社員だった住所不定、無職の堀北洋容疑者(44)を逮捕した。知人の大阪府茨木市、会社員桑原真一容疑者(45)も逮捕した。
逮捕容疑は2人で共謀し、昨年2~3月ごろ、桑原容疑者が死亡したと偽った戸籍や死亡証明書を、桑原容疑者の親族が送付したように装い、保険金を詐取した疑い。署によると、偽造書類の作成は代行業者に依頼していた。
2人は小中学校の同級生で、いずれもギャンブルで多額の借金があったという。