鉄道・運輸機構は31日、北海道新幹線の札幌延伸に合わせて整備を進める車両基地の建屋の壁面デザインについて、市民から意見を募る「オープンハウス」を札幌市内で開いた。白地にモノトーンのグラデーションを付けることを検討しており、同機構北海道新幹線建設局の森宣夫副局長は「市民の意見を受け、2024年度中を目標にデザインを決定したい」と話した。
車両基地はJR札幌駅―苗穂駅間で、高架上に長さ約1.3キロにわたり整備。風雪を遮るため建屋で覆われる。
31日午後、JR苗穂駅内のスペースには車両基地などについて説明するパネルが並び、訪れた市民は機構職員の説明を聞き、アンケートに回答した。