ホンダは31日、走行中にエンジンが停止する恐れがあるとして、軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」など8車種、計155万6855台(2017年7月~24年11月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合の申告が111件あった。
国交省によると、排ガス再循環装置のパイプ接続部の材質などが不適切で、水が付着して腐食。破片が部品間に入り込むことにより、エンジン始動直後に短距離走行を繰り返すと、停止して再始動できなくなる恐れがある。
またホンダはエヌボックスなど3車種、計24万5739台(23年9月~24年11月生産)について、始動直後の低速走行時にブレーキの利きが弱いと運転者が体感する場合があるとして、無償で回収、修理する改善対策を届け出た。