原発の高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定を巡る説明会で「北方四島に建設してはどうか」との参加者の提案に対し、資源エネルギー庁や原子力発電環境整備機構(NUMO)の幹部が同調するような発言をした問題で、NUMOの植田昌俊理事が31日、北海道根室市で元島民らに発言を謝罪した。
NUMOによると、植田理事は元島民ら約20人に対し「島に帰りたいと思っている皆さまに思いをはせることができなかった。北方領土に最終処分場をつくりたいとは思っていない。本当に申し訳ない」と話した。
最終処分場を巡る説明会は、エネ庁とNUMOが23日に東京都内で開催した。