【エルサレム、ニューヨーク共同】パレスチナ自治区ガザ保健当局は31日、域外で治療を受ける病人や負傷者に対し、2月1日からガザ最南部ラファとエジプト境界の検問所を再開すると発表した。昨年5月にイスラエル軍が封鎖していた。イスラエルは30日、ガザ停戦合意に基づき、拘束するパレスチナ人110人を釈放した。イスラム組織ハマスも人質のうち、イスラエル人3人とタイ人5人を解放し、身柄交換の第3弾が完了した。
国連は30日、イスラエルで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内活動が禁止された後も、UNRWAによるガザでの支援活動は続いていると明らかにした。