環境省は1日、全国35カ所の国立公園と新宿御苑(東京)で、寺社の「御朱印」をイメージした記念スタンプを集められるイベントを始めた。国内外の観光客に各地を周遊するきっかけとしてもらい、訪日客の地方分散につなげる狙い。2027年3月末まで実施する。
スタンプは計36種類。押印の専用台紙には、それぞれの公園名が迫力ある筆文字で書かれている。環境省は「筆で書く日本語や、はんこを押すという文化は、訪日客には珍しいようだ。こうした伝統も楽しんでほしい」と話す。
スタンプは各公園のビジターセンターなどで押せる。環境省HP内の特設サイトで、専用台紙ダウンロードやスタンプの設置場所の確認ができる。