日本列島の南側を東寄りに進む低気圧の影響で、関東甲信で雪が降り、東京23区を含む関東南部の平地でも雪が積もる恐れがあるとして、気象庁は1日、路面凍結による交通障害への注意や警戒を求めた。また、4日ごろからは今季一番の強い寒気が流れ込んで北―東日本の日本海側や西日本を中心に荒れた天気となり、警報級の大雪となる所がある見通し。
気象庁によると、東シナ海にある前線を伴った低気圧が2日に日本の南を東南東に進むほか、伊豆諸島付近にある別の低気圧が2日朝にかけて停滞する。これらの影響で寒気が流れ込み、関東甲信では山沿いや山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある。