交通安全祈願で知られる成田山大阪別院(大阪府寝屋川市)で2日、恒例の節分祭が開催され、NHK連続テレビ小説「おむすび」に出演する俳優佐野勇斗さんらが特設大舞台から豆をまいた。今春開幕する大阪・関西万博の成功を祈願し、吉村洋文府知事と公式キャラクター「ミャクミャク」も参加した。
成田山大阪別院では、かけ声は「鬼は外」とは言わず「福は内」を繰り返すのが習わし。本尊の不動明王の前では、鬼も改心するとされているためだという。
落花生約2トンと大豆約300キロが用意され、佐野さんらが勢いよく豆を投げると、参拝客は頭上に掲げた紙袋などで受けていた。