【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日、カナダへの関税を巡り「米国はカナダの持っているものは何も必要ない。エネルギーは無限にあり、車は自国で造るべきだ。木材も使い切れないほどある」と交流サイト(SNS)に投稿した。今回の措置は米国の不利益にはならないとの認識を示したとみられる。
カナダのヒルマン駐米大使はABCテレビの番組で「カナダ国民は、政府が毅然とした態度で自国の利益を守ることを期待しているだろう」と述べた。「関税が4日に発動されないことを望む。トランプ政権と引き続き協議する用意がある」とも話した。