強い冬型の気圧配置となる影響で、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となる恐れがあるとして、気象庁は3日、大雪や高波、風雪に注意、警戒するよう呼びかけた。冬型の気圧配置は4日から数日続き、8日ごろにはこの冬一番のさらに強い寒気が流れ込む見込みだ。
気象庁によると、5日にかけて北日本から東日本の上空5千メートル付近に氷点下42度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる。雪を伴った非常に強い風が吹くことで、大しけとなる所もあるとしている。
4日午前6時までの24時間の予想降雪量は多い所で北海道50センチ、北陸40センチ、東北30センチ、東海25センチ、近畿、中国、九州北部20センチ。その後の24時間は東北、北陸、東海70センチ、北海道、近畿、中国50センチ、九州北部30センチ、四国20センチ、九州南部・奄美15センチとしている。