【ナイロビ共同】コンゴ外務省は2日、東部での武力紛争で緊張関係にある隣国ルワンダと観光促進事業で提携しているサッカーのイングランド・プレミアリーグのアーセナルなど3チームに対し契約終了を要求したと発表した。ルワンダはコンゴの反政府勢力を支援している疑惑がある。
コンゴ外務省は、ルワンダが豊富な鉱物資源を奪って得た資金を契約の元手にしていると主張。アーセナルやフランスのパリ・サンジェルマン、ドイツのバイエルン・ミュンヘンに「血まみれの提携」を終わらせるよう求めた。
ロイター通信によると、アーセナルとルワンダの契約額は1年当たり1千万ポンド(約19億円)に上るという。