サッカーのJリーグは3日、選手や審判員、関係者への誹謗中傷やカスタマーハラスメント(カスハラ)の問題について、違法、不当行為に対して「法的措置も含め厳正に対応する。各クラブ、Jリーグが一丸となり、毅然とした姿勢で臨む」との方針を示した。
カスハラに対する基本方針では、対象となる行為に「身体的、精神的な攻撃や威圧的な言動」「プライバシー侵害行為」「SNS(交流サイト)やインターネット上での誹謗中傷」などを挙げた。
試合中に人種差別行為があった場合には、試合の一時停止、中断、中止の対応を講じる国際サッカー連盟(FIFA)の手順を導入する。