【北京共同】中国政府は4日、米国からの輸入品に最大15%の追加関税を課すと発表した。石炭や液化天然ガス(LNG)などが対象で10日から実施する。また独禁当局に当たる国家市場監督管理総局は米IT大手グーグルを独禁法違反の疑いで調査するとも発表した。トランプ米政権による追加関税に対する報復措置とみられる。
米国の措置は世界貿易機関(WTO)のルールに違反しているとして、WTOに提訴したと発表した。
また、超合金として知られるタングステンやモリブデンなどの金属を4日付で輸出規制の対象に加えた。いずれも軍事用途にも使われるとされる。