【ワシントン共同】トランプ米政権で要職に就いた実業家イーロン・マスク氏の好感度が振るわない。各世論調査ではマスク氏に否定的な意見を持つ人が軒並み過半数を占める。世界有数の大富豪が政権と癒着し、影響力を高めることへの警戒感が背景にありそうだ。
AP通信とシカゴ大世論調査センターが1月に実施した調査では、マスク氏に否定的な意見を持つ回答者は52%で、肯定的な回答者が36%だった。マスク氏が率いる新組織「政府効率化省」については「賛成しない」が「賛成」を上回った。
ウォールストリート・ジャーナル紙の1月の調査でも51%がマスク氏に否定的だった。