石破茂首相は4日、68歳の誕生日を迎えた。官邸で記者団から心境を問われ、週内に控えるトランプ米大統領との会談や2025年度予算案審議を挙げた上で「乏しい能力だが、全身全霊を尽くして、国のため、国民のため、次の世代のために働きたいという決意を新たにした」と述べた。
施政方針演説などで取り上げた故石橋湛山元首相が在任中に生まれたと振り返り「感慨新たなものがある」と語った。「学生時代は試験で慌ただしい時期だったので、あまり『おめでとう』という感じにはなかった。多くの皆さまからメッセージをいただき、ありがたい」と笑顔を見せた。