ソフトバンクの周東が4日、全体練習のフリー打撃に初めて加わり、中堅から左翼方向へ鋭い打球を飛ばした。走攻守で順調な回復ぶりを印象づけた。盗塁王に輝いた昨季終了後の11月に左膝を手術したが「やれることは日に日に増えている。(開幕に)間に合わすしかない」と覚悟を決め、明確に照準を定めた。
昨季は痛みを抱えながらも戦い抜き「一回リセットしたい」と手術を決断した。当初、キャンプは福岡県のファーム施設でリハビリする予定もあったが、小久保監督に「選手会長だから連れて行くぞ」と言われ、宮崎市で鍛えている。
今月中旬まで調整は一任されており、打撃以外は個人で励む。