米首都ワシントン近郊で1月29日に小型旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故で、米国フィギュアスケート協会は28人の関係者が犠牲になったと明らかにした。生存が絶望的な乗客乗員の半数近くを占める惨事で、11~16歳の選手11人が含まれていた。協会は基金を設立し、犠牲者遺族への支援を呼びかけている。
選手、コーチは旅客機の出発地、カンザス州ウィチタで開催された全米選手権後の強化合宿に参加し、家族も一緒だった帰途で悲劇に巻き込まれた。協会は事故直後からオンラインやワシントンでカウンセリングのサービスを提供。精神面のケアに尽力した。