【モスクワ共同】第2次大戦末期にソ連のスターリン首相、米国のルーズベルト大統領、英国のチャーチル首相の3首脳が当時のソ連南部クリミア半島で大戦後の国際秩序を協議したヤルタ会談の開始から80年となった4日、モスクワの勝利博物館で記念展示会が始まった。4月12日まで。
展示会では、機密指定を解除された文書や地図、写真など150点以上を公開。勝利博物館の公式ホームページにも展示品の情報を掲載する。
ヤルタ会談は1945年2月4~11日に行われ、その後に戦勝国となる米英ソの3首脳はドイツ敗北後の分割統治や国際連合の設立準備などで合意した。