昨年の東京都知事選に立候補した前参院議員の蓮舫氏の選挙事務所に、安倍晋三元首相銃撃事件をうかがわせるような封書を送り金銭を要求したとして、警視庁捜査1課は5日までに強要未遂の疑いで、仙台市泉区、無職大浦康宏容疑者(52)を逮捕した。
逮捕容疑は選挙告示後の昨年6月下旬、東京都中野区の蓮舫氏の事務所に「公職選挙法違反の証拠を握っている。100万円送らなければ、演説スケジュールは把握しているので安倍首相を思い出すようなことがあるかもしれない」と記した封書を送った疑い。
「旧民主党政権の事業仕分けで人間関係がうまくいかず退職した」と供述している。