1年後の2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪へ向け、選手たちは決意を新たにする。カーリング女子で3大会連続出場を懸けて日本選手権(横浜市)で奮闘するロコ・ソラーレの藤沢五月は5日、「五輪に行ける実力、それに値する人間性、アスリートの態度ができているチームが最終的に勝つ」と心構えを口にした。
男子は2018年平昌五輪以来の出場を狙う。コンサドーレの清水徹郎は「五輪で勝つイメージを持って、この1年間進んでいく」と話した。
メダル量産が期待されるスノーボード勢は今季ワールドカップ(W杯)でも活躍中だ。米コロラド州アスペンで1日の男子ハーフパイプを制した平野流佳(INPEX)は「違う技も加えて進化させたい」と話し、女子で3位だった15歳の清水さら(TOKIOインカラミ)は「五輪でも勝てる選手に」と意気込む。
北京五輪ビッグエア銅メダリストで、2日のスロープスタイルで2位に入った村瀬心椛(TOKIOインカラミ)は「楽しむ気持ちを忘れずに五輪まで挑みたい」と、この先の1年を見据えた。