【ワシントン共同】トランプ米大統領が司法長官に指名したパム・ボンディ氏(59)が5日、ホワイトハウスの大統領執務室で就任宣誓した。「司法省に誠実さを取り戻し、米国を再び安全にする」と語り、見守ったトランプ氏に向けて「失望させない」と表明した。
司法省への支配強化を狙うトランプ氏の下、大幅な組織改革に着手する構えだ。
司法省や傘下の連邦捜査局(FBI)では、トランプ氏の刑事事件や議会襲撃事件に関与した検察官らの解雇など「粛清」が既に進んでいる。
トランプ氏が第2次政権の閣僚の就任宣誓式に参加するのは初めてで、「ボンディ氏は司法省に公正で平等な正義を取り戻す」と期待を込めた。