【キーウ共同】ウクライナの国立キーウ第1東洋言語学校は5日、日本企業による支援で一新した日本語教室をお披露目する式典を開いた。生徒たちは伝統衣装や浴衣姿で日本の童謡「さくらさくら」を披露した。
ロシアによる侵攻を受け、日本語を学ぶ144人のうち39人は、海外など避難先からオンラインで授業を受けている。支援金は昨年6月に同校を視察した日本企業からの100万円で、国連開発計画(UNDP)を通じスクリーンや机などの購入に充てられた。オクサナ・プロスクラ学長は「いただいたのは教室だけではなく、学びの機会だ」と謝意を示した。
同校は日本語などアジアの計7言語に特化した小中高一貫校。