【北京共同】中国外務省の郭嘉昆副報道局長は6日の記者会見で、中国新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」の生成人工知能(AI)サービスを制限する動きが各国で広がっていることに反発し「中国は経済貿易や科学技術の問題を政治化することに一貫して反対だ」と述べた。
ディープシークのAIを巡っては、中国政府への情報漏えいのリスクが指摘され、米国やオーストラリア、イタリア、韓国や台湾などで使用制限の動きが出ている。林芳正官房長官は4日の記者会見で「個人情報を含むデータは中国のサーバーに保存され、中国の法令が適用される」と述べ、注意喚起していた。