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埼玉道路陥没受け防止へ有識者委 国交省、月内に初会合目指す

共同通信 2025年2月7日 11時27分

 埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、国土交通省は7日、再発防止策を検討する有識者委員会を設置すると発表した。下水道管の腐食が原因とみられており、法定点検の対象となる下水道の範囲を拡大するほか、点検のペースを上げる方向で議論が進むとみられる。今後、委員の顔ぶれを固め、2月中の初会合開催を目指す。

 中野洋昌国交相は記者会見で「今回のような事故を再び起こしてはいけない。非常に重く受け止めている」と述べた。事故原因の究明は、事故現場の下水道管を管理する埼玉県が担う。

 下水道法は、管理者の自治体に定期点検を義務付けている。現在の対象は腐食が進みやすい環境にある下水道管。

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