外国人グループによる銅線ケーブルの窃盗事件に絡み、警視庁と栃木、群馬、山梨各県警の共同捜査本部は7日、盗品等有償譲り受け容疑で、売却先だった群馬県伊勢崎市の金属買い取り店を家宅捜索した。店側が盗品と知りながら買い取っていた可能性を視野に調べる。
銅線窃盗は全国で相次いでおり、各警察は窃盗グループのメンバーのほか、悪質な買い取り店の摘発を進めている。警視庁などは昨年11月、栃木県小山市や茨城県古河市の店を家宅捜索した。
警視庁捜査3課によると、伊勢崎市の店は昨年7月にカンボジア人グループから、盗品である可能性を認識しながら銅線ケーブルなどを約20万円で買った疑いがある。