男子マラソンで日本歴代2位の記録を持つ池田耀平(花王)が7日、東京都内で取材に応じ、世界選手権東京大会(9月)の代表選考会を兼ねる3月2日の東京マラソンへ「たくさん苦しい思いをして、自分自身と向き合ってやってきた。挑戦するようなレースをしたい」と抱負を述べた。
昨年9月にベルリンで2時間5分12秒をマークして以来となる42.195キロに「自分自身の本物の力が試される」と表情を引き締める。元日の全日本実業団対抗駅伝の最長区間2区(21.9キロ)で区間賞に輝いた後は、標高の高い米アルバカーキで鍛錬。「ラスト2キロでスピードを上げられるかどうか」と課題の克服に取り組んできた。