【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比444.23ドル安の4万4303.40ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用統計を受けて米追加利下げへの観測が後退し、売り注文が膨らんだ。
1月の米雇用統計は、非農業部門就業者数の前月からの増加幅が市場予想を下回った一方、失業率は4.0%と改善した。比較的堅調な結果との受け止めから、米連邦準備制度理事会(FRB)が当面金利を据え置くとの見方が広がった。トランプ米大統領が貿易相手国に同様の関税を課す相互関税に言及したことも、相場の重荷となった。