ロッテ先発陣の中核を担う種市が力強い球を投げ込んでいる。8日、沖縄県石垣市でのキャンプで3度目のブルペンに入り、43球を投じた。昨季10勝の佐々木が米大リーグへ移籍し、担う役割は一層大きくなった。9年目のシーズンに向け「出力は出ているけど、技術的にはまだまだバラバラな部分が多い。映像を見ながら改善していきたい」とさらなる向上を目指す。
取り組んでいるのはフォークボールの改良だ。これまでよりもボールを深く挟むことでより落差を生み出し、空振りを奪える球にすることを目指している。軸足での地面の蹴り方など試行錯誤しており「もうちょっと練習が必要」と実戦形式での登板に向けて磨き上げていく。