世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の中谷潤人(M・T)が8日、3度目の防衛戦(24日・有明アリーナ)へ向けた米国合宿から羽田空港に帰国し「体の切れも出て、イメージ通り動かせるようになってきた」と手応えを語った。
計140ラウンドものスパーリングを消化。1ラウンドを10分とみなした変則メニューもこなし「さすがに長く感じたが集中して、メンタル的にもすごく強化できた」と成果を強調した。
挑戦者のダビド・クエジャル(メキシコ)は身長174センチで、中谷を上回る。自分より大きい相手との試合は初めてという中谷は「距離を詰める時は丁寧に、かつ工夫も必要になる」と気を引き締めた。