広島県廿日市市の中国自動車道で橋梁工事の足場が崩れ、転落した男性作業員5人のうち2人が死亡、3人がけがをした事故で、西日本高速道路中国支社は10日、有識者が事故原因の解明や再発防止策について議論する検討会を設置すると発表した。
同社によると、検討会は複数回実施予定。有識者3人が参加し、今後の工事の進め方についても話し合う。
事故は1月27日午後3時半ごろ、廿日市市吉和の山中にある鷹の巣橋の下り線側で発生。福山市の会社員(49)と、インドネシア国籍で島根県益田市の技能実習生(26)が死亡し、3人が重傷を負った。