大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が主催する少年相撲の国際親善大会「第15回白鵬杯」前日の10日、海外チームの合同稽古が、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、同親方がまわし姿で指導して交流を深めた。
宮城野親方は四股の踏み方などを、通訳を交えて丁寧に説明。「分かりやすいように、一生懸命やらせてもらった。いい交流になった」と穏やかに話した。選手は土俵の感覚を確かめながら、笑顔で汗を流した。英国のスコットランドから参加のデビッド・タラセンコさん(14)は「日本の相撲が体験できて幸せ。思い切り闘いたい」と意気込んだ。