元タレント中居正広さんと女性とのトラブルに端を発するフジテレビの問題で、フジと親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)が問題調査のために設置した第三者委員会は10日、トラブルの類似事案を調べる目的で、情報提供を求める「社外関係者向け第三者委員会専用ホットライン」を設けたと発表した。
過去にフジやフジHDに勤務経験のある人や、両社と取引関係があった社外関係者が対象。
2016年4月以降、フジの役職員が主催した会合でのハラスメント被害に心当たりがある人は、インターネットを通じて入力するよう求めている。ホットラインの設置期間は2月10日から同24日まで。
入力された情報は第三者委員会で扱われ、両社の役職員に見られたり、知られたりすることはないとしている。第三者委員会は両社と利害関係のない弁護士3人で構成され、3月末をめどに調査報告書を出す予定。
ホットラインの詳細は両社の公式サイトで。