国民民主党は11日、東京都内で党大会を開く。「『手取りを増やす』ことが最重要の政治課題」と明記した2025年度活動方針を採択。昨年の衆院選で公示前から4倍増の28議席を獲得した勢いを維持し、夏の参院選でさらなる党勢拡大を目指す。
古川元久代表代行が、所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げや、ガソリン値下げなどの政策実現に向け、自民、公明両党との協議を続ける意向を表明する見通し。
活動方針は「対決より解決」の姿勢を堅持し「政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携する」と強調。参院選では改選複数区だけでなく、1人区でもできる限り候補者を擁立する考えを示す。
最大の支援組織である連合の芳野友子会長も大会に出席し、あいさつする。