【シドニー共同】トランプ米大統領はオーストラリアのアルバニージー首相と電話会談し、鉄鋼とアルミニウムに対する25%関税のオーストラリアへの適用を免除することを検討していると述べた。アルバニージー氏が11日、キャンベラで記者会見して明らかにした。
電話会談はキャンベラ時間11日(米東部時間10日)に行われた。アルバニージー氏は米国がオーストラリアに対して長年にわたって貿易黒字国であることを強調。トランプ氏は「両国間の利益のため免除を検討中だ」と語ったという。
オーストラリアは、トランプ氏の第1次政権でも鉄鋼とアルミの関税の適用を免除された。