【モスクワ共同】アゼルバイジャン外務省のガジザデ報道官は10日、ロシアの政権与党「統一ロシア」に所属するニコライ・ワルエフ下院議員を入国禁止者のリストに加えたと表明した。
アゼルバイジャンはロシアの友好国だが、昨年12月に38人が死亡したアゼルバイジャン航空機の墜落はロシア軍の偶発的攻撃が原因と主張するなどして関係が険悪化している。
アゼルバイジャン政府は今月3日、同国の首都バクーにあるロシア文化を広めるための施設「ロシアの家」に法人登録がないとしてロシア側に活動停止を通告した。
ワルエフ氏はボクシングの元世界ヘビー級王者。