立憲民主党の森裕子元参院幹事長(68)が、夏の参院選比例代表に立候補する方向で最終調整に入った。立民は近く常任幹事会で対応を協議する見込み。森氏は前回2022年参院選で新潟選挙区(改選数1)から出馬し落選した。党関係者が11日、明らかにした。
森氏は01年参院選の同選挙区で旧自由党から立候補し初当選。旧民主党政権で文部科学副大臣を務めた。13年に落選後、16年に無所属で返り咲き3選を果たした。20年に立民に合流。議員在職中は小沢一郎衆院議員に近く行動を共にしてきた。
立民は今回参院選の同選挙区に現職打越さく良氏(57)を擁立。森氏と連携し、支持拡大を図る狙いもありそうだ。