【サンパウロ共同】中米グアテマラの首都グアテマラ市で10日、走行中のバスが橋から崖の下に転落し、乗っていた50人以上が死亡した。地元メディアが報じた。
バスのブレーキが利かなくなったとみられ、バスは信号を無視して車と衝突した後に転落した。約75人が乗っていたとされる。バスは転落後、川に突っ込み、多くの乗客が車内に閉じ込められ、救助が難航した。
警察などは死亡者の身元確認を進めるとともに、事故の詳しい原因を調べている。
アレバロ大統領はX(旧ツイッター)で「今回の悲劇は国の痛み。犠牲者の家族と連帯する」と投稿し、3日間の服喪を宣言した。