北海道の新千歳空港で11日、風や雪が強まった影響で羽田空港や関西空港などと結ぶ計118便が欠航し、空港を運営する北海道エアポートによると、足止めされた約1650人が空港で一夜を過ごした。同社は寝具を配布するなどして対応した。
航空各社によると、12日発着の便は通常通り運航予定。
札幌市では「さっぽろ雪まつり」が11日に最終日を迎え、多くの観光客でにぎわっていた。
JR北海道によると、空港を発着する快速エアポートを含む計16本が運休、4500人に影響が出た。
札幌管区気象台によると、冬型の気圧配置で日本海側から雪雲が入ったことで、道央地方を中心に雪が短時間で降ったとみられる。