休日明け12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=153円台前半で取引された。
午前10時現在は休日前の10日と比べ1円00銭円安ドル高の1ドル=153円17~22銭。ユーロは1円70銭円安ユーロ高の1ユーロ=158円64~70銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米議会の公聴会で、政策金利を当面据え置く考えを表明。追加利下げへの観測が後退して米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。
鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課す米政権の方針に関し、市場では「円を買ってドルを売る動きはあまり広がっていない」との声があった。