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中韓、安重根に根強い関心 新作映画が好評、記念館も盛況

共同通信 2025年2月12日 17時50分

 【ハルビン共同】中国と韓国で、1909年に初代韓国統監の伊藤博文を暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根が根強い関心を集めている。日本の植民地支配に抵抗した英雄とみなされているためで、冬季アジア大会が開催中の中国黒竜江省ハルビンでは12日、安重根の記念館を多数の観光客が訪れていた。安重根を描いた韓国の新作映画「ハルビン」も好評だ。

 映画では、安重根を人気俳優のヒョンビンさんが演じ、伊藤博文をリリー・フランキーさんが務めた。暗殺計画を進める独立運動家たちと阻止しようとする日本側との追跡劇で昨年12月の公開から1カ月近く興行成績1位を記録した。

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