大相撲春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)の新弟子運動能力検査が12日、東京・両国国技館で行われ、元幕内安芸ノ州の長男でただ一人受検の今田光星(24)=東京都出身、音羽山部屋=が検査を通過した。3月1日の新弟子検査で内臓検査などを受け、9日に合格発表。
運動能力検査は体格基準を満たさない志望者や、23~25歳未満で一定の実績を持つ相撲経験者以外などが対象となる。今田は幼い頃から柔道に励んだが相撲経験はないという。173センチ、119キロでボール投げや短距離走など7項目を行い、50メートル走は7秒6だった。
高校卒業後に渡米し、ネバダ州立大で宇宙工学を学んだ。