宮内庁は12日、天皇、皇后両陛下や皇族の活動などを紹介するホームページ(HP)のデザインを刷新した。写真のサイズを大きくし、見やすくしたほか、普段公開されていない皇居・宮殿の内部を360度見られるパノラマ写真も新たに掲載した。皇室の情報発信強化の一環で、HPの大規模な改修は2010年以来となる。
トップページに「見る」「知る」「訪れる」の項目を設け、両陛下や秋篠宮ご夫妻らの日程、過去の記者会見のほか、皇室に伝わる伝統文化、皇居や京都御所の参観要領などをまとめた。
パノラマ写真では、宮中晩さん会が催される大食堂「豊明殿」や、賓客を迎える玄関ホール「南溜」など計5カ所を紹介している。