12日午後5時10分ごろ、愛知県清須市の名鉄名古屋線で、新清洲―丸ノ内間を走行していた名鉄岐阜発豊橋行き快速特急(8両編成)が、車両故障で停車した。後続列車を含めた乗客約240人が、線路を歩いて最寄り駅などへ向かった。
名鉄によると、運転士から「ブレーキがかかり続けた状態だ」と連絡があった。後続も新清洲駅の手前で停車し、両列車の乗客は午後7時ごろから乗務員の案内で降車し、線路上を移動した。体調不良やけがの報告はないという。
この影響で名鉄一宮―須ケ口間の上下線で運転を見合わせ、遅れも発生した。同社は故障の原因を調べている。