【グレンデール(米アリゾナ州)共同】米大リーグ、ドジャースのロバーツ監督は12日、山本由伸を今季の開幕投手に指名し、新加入の佐々木朗希は調整が順調に進めば2戦目に先発させる方針を示した。3月18、19日の東京ドームでの開幕シリーズで、カブスの今永昇太との日本投手による投げ合いも期待される。
山本はメジャー1年目の昨季に7勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇にも貢献。23歳の佐々木は規定により現在はマイナー契約で、開幕前にメジャーに昇格する必要がある。ロバーツ監督は「キャンプでの状態を見極めてから最終判断になるが、順調なら2戦目で投げるだろう」と語った。
同監督は2023年9月に受けた右肘手術から投手復帰を目指す大谷翔平について、オープン戦での登板は「現時点ではないと思う」と語り、開幕シリーズでも投げない見通しを説明した。