交際相手の長男(3)を浴槽に放置して溺死させたとされる事件で、京都地検は18日、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕、送検された京都府宇治市の男(29)を、重過失致死の罪に切り替えて起訴した。
起訴状によると、7月30日午前2時半ごろ~3時半ごろ、自宅浴室で男児を入浴させる際、浴槽内で眠るなどしていた男児を残して退室し、約5分間にわたって放置して溺死させたなどとしている。
京都府警の逮捕時の調べでは、男は「『おもちゃがほしい』と言われ浴室から離れた」と供述していた。浴槽には男児の首あたりまで湯が張られていたという。