滋賀県近江八幡市は12月12日、市立火葬場「さざなみ浄苑」(同市船木町)で10日に遺骨を誤って別の遺族に引き渡すミスがあったと発表した。
市環境課によると、遺族は午後1時半に収骨する予定だったが、先に到着した別の遺族を確認が不十分なまま収骨室に案内したという。後に訪れた遺族から問い合わせがあり、誤りが発覚した。遺骨は同日中に本来の遺族に引き渡され、市は両遺族に謝罪したという。
同課は「今後、これまで口頭のみで伝えていた収骨室や収骨予定時刻の案内を書面で渡したり、故人の名字を表示したりして再発防止に努める」としている。